AWSのデータセンター、電力障害で一時混乱

ハードウェアの損壊が原因、復旧不可能なものも

AWSによると、データセンターで発生した電力障害によって、US-EAST-1地域を含むバージニア州北部のクラウドデータセンターに影響が出たとのことです。
1つのアベイラビリティゾーンではネットワーク障害が発生し、AWSが提供するRDS、Redshift、WorkSpaces、EC2、EBSなどの各種サービスに、30分間程度の影響が出ました。

AWSは、この障害によってハードウェアに障害が発生した可能性があると警告を発しました。単一の可用性ゾーンにワークロードを保持していたユーザーの中には、インスタンスを復旧できない可能性もあることを意味しています。

同じ時期にオハイオ州のUS-EAST-2地域でも小さな障害が発生したことによって、この障害はさらに悪化しました。

ついてない日

US-EAST-1の障害は、午後3時13分に始まり、一部の顧客は計算インスタンスに到達できなくなりました。

「まず、US-EAST-1アベイラビリティゾーンの1つを構成するデータセンターの1つに障害が発生したことが確認できました。電力障害によって、そのデータセンター内の物理サーバーの一部と、ネットワークデバイスの一部分に影響が及んだことが事の発端でした」とAWSサービスヘルスダッシュボード報告で公表しています。

「この可用性ゾーンにEC2インスタンスを持つユーザーは、影響を受けたインスタンスへの接続に障害が発生する可能性があります。依然として復旧中ですが、完全復旧に向かって私たちは努力を続けます」

午後4時29分に、AWSは影響を受けたシステムの大半に電力供給をしたとしています。1時間後、データセンター内の障害が深刻なハードウェア障害につながったと追加発表しました。

「今も、残りのインスタンスとボリュームの回復に取り組んでいます。残りのインスタンスとボリュームは少ないですが、ハードウェア上でホストされ、電力損失によって悪影響を受けており、影響を受けた全てのインスタンスとボリュームを回復するために引き続き作業を続けます。可能であれば、即時回復のためには残りの障害を受けたインスタンスまたはボリュームの交換を推奨します」

また、US-EAST-1障害と同時期に、US-EAST-2でも小さな障害が報告されており、EC2やEFSなどのサービスに影響を与えました。

「午前12時11分から午前12時45分までの間、US-EAST-2地域でインターネット接続障害が発生しました。障害は復旧し、サービスは正常に戻りました」とダッシュボードは報告しています。

US-EAST-1があるバージニア州北部は米国最大のデータセンター市場です。Googleとマイクロソフトのハイパースケール施設の本拠地であり、近くFacebookの10億ドル規模のデータセンターキャンパスが建設されます。コロケーションの面では、Iron Mountain、Sabeyデータセンター、COPT、Infomartデータセンター、DBTデータ、H5データセンター、RagingWire、Equinix等のそうそうたる企業が名を連ねています。

– Data Center Dynamics
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